「AfterCampMeeting 2011」というイベントでのLT。
だいたいわれわれSF共同体では、自分たちの商っているものが小説であると、できる限りひんぱんに人々に思い起こさせねばならないことくらい、誰もが礼儀としてわきまえている。
ところが世の中には、我々の閉鎖的な仲間内の誰よりもはるかに影響力と権威のある立場にいながら、こうした区別を強調できない ー というより、私の見解ではしたがらない ー 人々が驚くほどいるのである。
(解放されたSF : SF連続講演集(1981) / ピーター・ニコルズ 編)