NHKスペシャル サイボーグ技術が人類を変える

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サイボーグ関連ということで(空想)科学少年としてはもう・・・ねぇ.

気になったことを.

脳に何かを埋め込んだ場合,電極が皮膚から出ているわけですが,マトリックスに見えて仕方ないです.

なんというか,痛々しい・・・.でも血は出ないですよ.金属の部分と皮膚が密着してるんですかね.

手足を機械に変更する

手足や耳はもうある程度機械化が実用化しているそうで,手足の感覚まですこしは再現できるほか,耳ある程度普通に聞こえてしまうそうです.

また,目も100ドットくらいまでの再現なら見えるそうです.

が,作ってた人間が逝っちゃって研究が頓挫してしまい,機械も老朽化してその機能も失われてきてしまったそうです.

これらを実用化するために科学者たちは人間をリバースエンジニアリングしてしまったいわばハッカーですが,本当に凄いですよね.

コンピュータのリバースエンジニアは「~するだろうな」という人間の心理を読んで見たりして目的のルーチンを探し出すわけですが,(それが出来ない私にはままならないわけで・・・)人間というのは偶然の産物であり何かの意思があるわけではないですよね.

でも,どうなんだろう?もしかして・・・大体法則ってのが分かってくるのかな?

脳の一部を刺激して,働きをかえてしまう

脳の一部(異常な信号を発している部分)にある信号を与えることによって脳からくる病気を治す,という治療法がありました.

番組では,「脳のペースメーカ」とたとえられていました.

パーキンソン病が直った方も居るそうですが,信号を切ると戻るそうです.ま,ペースメーカですからね.

人間の体はモジュール化されている?

それだけでなく精神疾患にも効くようで,薬では治せないようなうつ病を治してしまった方がいました.

番組内では「人間の精神ってこんなもんなのか.まるで機械だな」なんていう感想がありましたが,まったくそのとおりです.

異常な信号を発しているところを刺激すれば直る,というのはつまり脳はしっかりとモジュール化されているわけです.

手足を機械化してしまったことを考えると,信号のフォーマットさえ合っていれば人間はそれを信用しちゃうわけです.

モジュール化されているからこそ出来る芸当ですよね.それとそれ以外の区別がつきづらい自然界においてこれはすごいな,と.

・・・もしもこれが軍事利用されたら・・・?

というか,オウムが今現役バリバリで活動してたらヘッドギアとかがもっと凄い事になっちゃってたのでは・・・・.

米軍が研究しているらしい.

そりゃまあ負傷した能力を取り戻すなり兵士を強化するなりで米軍にとっちゃ良いことずくめですからね.

脳とコンピュータをつなぐ

そしてまた特に脳から情報を直接読み取って機械を動かす,「脳コンピュータインターフェイス」という研究をしているらしい.

こ,これはリアルR-TypeⅢ来ますか!?このさい幼体固定も研究してください!(何*1

が,次のがなかなか.脳にシグナルを送ることで第三者が生き物を操作できるかもしれない,という技術.

実験ではラットの脳に右か左かのどちらをいくように指示しているようにか分かるような信号を脳に刺した電極を通して直接与え,そのとおりに動いたら快楽をつかさどる部分を刺激して喜びを与え,その喜びを与えたラットはそのとおりに動かす,という技術.

もしもこれが人間に応用されたら?確かに「強制的に」ではありませんが・・・.

指示を与えてこなしたら麻薬級の快楽を与え,こなさなければ体験したことの無いような恐怖感やら痛み(の感覚だけ)やらを与えるようにしてしまえば・・・人間変わるかもしれませんよ.前述の信号を与えて脳の動きを変えるという技術も同時に使うと・・・.

仮に兵士になるとしても米軍の兵士は嫌ですね・・・.

あとあれだ,記憶をつかさどる海馬を再現したチップを大量に集積させてICをつくって脳に埋め込む,と.

もしかすると記憶を脳からコンピュータに落とせるかもしれませんね.記憶の交換?

なかなかSFチックな世界ですね.これは期待.

ただ,甲殻機動隊みたいな事になりそうですが・・・.

*1:14歳に幼体固定された女性がR-9に脳と直接繋がって操作している・・・という設定でしたよね?R-Type2は手足の無いパイロットが脳と・・・という設定だったはず.にしてもどこまで変態なんだか.


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