数値実態参照というのは、HTMLやXMLで直接記述できない文字を記述するための方法です。HTMLを書いた事のある方は、一度は「&」とか「<」とか見たことがあるんじゃないでしょうか。これらはHTMLのいわゆる”タグ”を表記したりするのに使うので、直接書くとタグの一部なのかどうか区別が付かなくなっちゃいます。だから、このように迂回して書くことで混同されるのを避けます。
HTMLやXMLには「&」を「&」と表すだけでなく、「&」と数字で表すこともでき、前者を文字実体参照、後者を数値文字参照と呼びます。前者の文字実体参照では表せる文字は限られますが、後者の数字文字参照ではUNICODEで表せる文字ならどんな文字でも表すことができます。
今回はこの文字と数値文字参照の相互変換、つまり「☆」を「☆」に変換したり、逆に「♡」を「♡」に変換したりしてくれるスクリプトです。たまに使う、かつありそうで無いスクリプトだったので昔作ったやつを公開します。