メンテナンスがやっとこさ終了しました。どうもすいませんでした。
今回サーバ用OS(Ubuntu Desktop版 32bit 8.10)を結果的に再度入れ直しました。
■今回の経緯
「UFO霊子さん」公開時よりサーバを玄箱より入れ替えました。Atom 230搭載のD945GCLFというマザーボードを使ったベアボーンです†1。結構最近は多いんじゃないでしょうか。
最近までは順調に動いていたこのマシンですが、ごくごくつい最近、
- Kernelをアップデートしたらネットワークがつながらなくなった
- Gnomeが重いと言われたのでXfceを追加インストールしたら音が聞こえなくなった
という不具合が発生したため、対策をしておりました。まあ音の方はサーバ機としては本当はどうでもいいんですけど、家族の共用PCとしても動いているのでクレームが有る以上放置するわけにもいかず。
■ネットワークをまずは対処
まず、ネットワークが繋がらなくなった理由です。このマザーボードに搭載されているイーサネットコントローラは「Realtek RTL8101E/RTL8102E」で、「r8101.ko」というドライバを使用します。
しかし、Ubuntu(と少なくともOpenSUSE 11.1;後述)にはそもそも「r8101.ko」は入って居らず、代わりにRealtek 8110/8169用の「r8169.ko」というドライバを使用します。このドライバは、特定のカーネルバージョンではある程度動作†2しますが、特定のカーネルバージョンではまったく動作しないようです。そのため、今回のような「カーネルをバージョンアップしたら繋がらなくなった」という状況が発生したようです。
対処すべく検索してみたところ、こちらの記事で、「OpenSUSE 11.1では問題がない」との報告があったため実際に試してみましたが、このOpenSUSEでも「r8169.ko」が使用され、パケットロストしながらなんとか動いている状況でした。
ぱっと見ちゃんと動いてるのが厄介ですね。なんという地雷だ。
さて能書きはこれまでにして対処方法ですが、Realtek公式からドライバをDownloadしてコンパイルしてインストールすれば大丈夫です。こちらの記事を参考にしてください。なお、これはカーネルをアップデートするごとに行う必要があるので、シェルスクリプト化した方が良いかもしれません。
■XFCEを入れると音が出ない?
上記の案件でもうお腹いっぱいになってたので、この辺は適当にやってます。結構怪しいです。
前記した通りOpenSUSEも何回かインストールしたのですが、デスクトップ環境にXFCEを選んだときだけ音声の問題が発生するようです。どうも相性が悪いらしい。
面倒なので、Gnomeオンリーの生活で家族には我慢して頂く事に。KDE?いやー重すぎて無理。
■まとめ
- Realtek RTL8101E/RTL8102Eはこちらを参考に公式のドライバを入れるべし
- XFCEとIntel 82801G HD Audio Controllerは相性が悪い?Gnomeなら問題ないっぽい
■言い訳
記述式問題の練習です。
そういえばやっと「しゅごキャラ!!どきっ」まで追いついたよ。3話まで見たけど…なるほどこういう路線で来たか…。プリキュアと被ってねえ?†3もう2分30秒で終わる戦闘シーン(含変身)は見られないのかな。このアニメには戦闘以外のところで頑張って欲しかったんだが…りまの変身すらしない回が面白かったので。