よく考えると,そうですよね.友人いわく「本当の意識じゃなくってニセモノの意識じゃないか」と言ってましたが・・・.
でも何かを作るときって「機能が無いものからあるもの」を作るわけじゃないですか.
ただし,この際に注意したいのは,さっと調べたところ神経細胞はどうも一種類らしい点です.(間違ってたらごめん)
大体の世の中のものは周りを見てもらえれば分かるとおりたくさんの種類の部品からなるものがほとんどです.
しかし,あなたのすぐ近くに脳神経系のように同じものから出来ているものがあります.
CPUです.CPUは同じようなトランジスタが大量に集積して出来ているわけで,構造が似ています.
また脳と同じように情報を入力,処理,記憶,その他をすることが出来ます.
CPUと似ている,というのも関係するのですが,
ここで仮説をひとつ.
神経細胞でなければ『意識』は実装できないというわけではないんじゃないのか?
それ以外のプラットフォームにも『意識』は移植できるのでは?
つまりはシリコン,コンピュータとかですね.
再現する際の実装方法はいくらでもあると思います.
いくらでも方法はあると思います.両極端をしめせば,脳の中の世界を再現してしまう方法,シミュレータを書いて,ゲームの移植で言えばエミュレータ的に行ってしまう方法から,脳の行おうとしていることを分析してコードに起していく方法.
後者の場合,段階に分けられまして,まったく脳の構造を気にせず再現する方法から,ある程度気にする方法まであると思います.
が,場合はゲームの移植でも散々わかるように再現性は下がってしまうでしょうね.
たとえば,構造を気にしない,というのはつまりは現在の人口無能です.残念ながら,再現しているとはいえませんね.
もうちょっと段階をあげると脳の特定の部位の働きをコードに起して,それらをプログラム上で連携させていく方法,さらに挙げるとそれらを神経細胞レベルまでで行ってしまう場合です.
ニューラルネットワークがそれっぽいけども目的が違うので比較できませんが,ある程度「学習」という意識の再現は出来ているようです.
しかし,やはり完全移植は難しいと思われます.
前者に関しては脳の中の環境をすべて物理計算すればそれっぽいのが出来るのでは・・・?
ものすごい計算量が必要な上,一人の人格を「再現」することは「ラプラスの悪魔」とか「不確定性原理」の問題でできませんけどね.
(詳しくはキーワード参照.はてなは便利だな・・・.)
「実験の結果は確率でしかわからない」ということですが,その可能性のうちのありうるひとつを開発したエミュレータは見せてくれるはずなので,一応意識であるといえるのでは?
まあ書いてみないと分かりませんけどね.
いやあ,この文章で「ψ(プサイ)」の名が構成に残ったりして(それはない).
なんかエミュレータ書きたくなってきました.GBAの.年末あたりに挑戦しようかな.Javaで.凄く遅そう・・・.