ある朝、気が付いたんだ。僕はこの世界が嫌いなんだって。 世界は幾つもの箱だよ。人は体を折り曲げて、自分の箱に入るんだ。ずっと一生そのまま。 やがて箱の中で忘れちゃうんだ。自分がどんな形をしていたのか、 何が好きだったのか、誰を好きだったのか…だからさ、僕は箱から出るんだ。 (輪るピングドラム 23RD STATION 「運命の至る場所」)